| なぜチッソ過剰は起こるのか? |
| なぜかといえば、人間が意図的に大量に投入するからチッソ過剰が起こるのです。下の表は、古い統計資料なので昭和50年までしかありませんが、年々肥料の販売量は増え続けているのが解ります。 |
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| 上記は販売された肥料の統計なので、きゅう肥(家畜の糞)は含まれていません。もともとの日本の農業では大規模な畜産は無く、数頭の牛馬を労働力として飼育していた程度でした。しかし、戦後、安い輸入穀物を大量に使えるようになったので、養鶏、養豚、酪農など大規模な畜産が急速に発展してきました。下の表を見ても明らかです。 |
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| きゅう肥(家畜の糞)にもチッソは大量に含まれています。農家が購入する販売肥料(化学肥料など)に加えて、この、大規模畜産から排出されるきゅう肥も農地に投入されるわけですから、いかに大量のチッソが農地に入っていくのかが想像できます。 では何故こんなにまで大量のチッソが投入されるようになったのでしょうか?。 それは、チッソを多く入れると収量が上がるからなのです。 健康な作物が多く穫れるのであれば何の問題もありません。しかし、戦後の増収技術は作物の健康状態など全く考慮されず、ただひたすら「多く獲る」ことのみの追求だったのです。つまり、たくさんの肥料を入れて農作物を「肥満」にしているのが現在の実状なのです。人間も農作物も同じで、肥満になると病気にかかりやすく、また、基本的な体力や免疫力がないために、ちょっとした天気の変化でもダウンしてしまいやすくなります。それを農薬の力でねじ伏せる、というのが増収の技術なのです。 つぎに、チッソ過剰の生育と健全な生育はどう違うのか、もう少し詳しく触れてみたいと思います。 |